今回は夜遊びやギャンブルではなく、ゲーセンの対戦ゲームの話。
でも対戦ゲームにもギャンブルがある。
いわゆる賭け対戦です。でも日本国内では法律上禁止されているので実施されていません。
しかし、あの有名な対戦ゲーム、ストリートファイターの続編になるウルトラストリートファイター4でカプコンとしては初の賞金制大会が開催されました。
その名も「一秋千撃杯」。
賞金はなんと100万円!!
まあ悪くない額ですよね。参加者から参加料を徴収すればもっと良い金額になるんでしょうけど仕方ありません。
という事でカジノ法案も可決したあかつきには賭け金つきの対戦がまかり通る?かもしれないので、まだ賞金制ではありますが取り上げてみました。
まず、肝心の賞金一覧
優勝者 :100万円
準優勝者:10万円
トップ8:1万円
特別賞 :5万円
ゲームで勝ったらお金がもらえるなんてワクワクしちゃいますわ。
自分もストリートファイター2にハマッタ世代でそりゃもう敵無しでしたよ!どこの大会に出ても優勝。負けた相手から、対戦してくれたお礼にと御ひねりを頂く事も。
これで勝つたびに相手から必ず50円でも貰えたら食っていけるのにな!とか思ったもんです。続編が出るたびにシステムが難しくなってしまって、まったく付いていけなくなったから辞めた、、、とかはナイショです。
話し戻しますが、優勝した人はNISHIKINという、なんかの卸問屋みたいな名前の人。
使ったキャラクターはブランカ!知ってますよブランカ!ガゥワァーーーウゥってしかしゃべれない獣人です。初代スト2時代のキャラですから。てか、まだいたのね・・・。その頃のブランカと言ったら弱弱で飛び込む以外は打つ手無しみたいなヤツで、昇竜やサマーとか無敵迎撃キャラの餌食でした。
そんなブランカが優勝とか、当時ではありえない話です。NISHIKINってのが強いのかブランカが強くなったのか分らないので調べてみたら、ブランカ使ってる人は今でも少ないと言うこと。つまり弱キャラなんですね。凄いですよあんなグルグルぴょんぴょんビリビリしかないキャラで勝つとか。
たぶんNISHIKINって人が超人的な対戦感の持ち主なんですね。
対戦ゲームってのは基本はヤリ込み。ヤリ込みだけである程度のレベルまでは誰でも行くもんです。
しかし、それ以外に対戦感の強い人がさらにその上に行くんですよ!
対戦感ってのは、自分があーしたら相手はこーするな、とかを感じ取ること。それは経験しかないんだけど、その経験を身に染み込ませるのがウマイ人がたまーにいるんです。
それが強い。
経験染み込ませ上手ってのはつまり、少ない経験の中で感じ取る情報量が異常に多い人。本人はあまり意識してない事がほとんどだけど、自然と情報が脳ミソに入っちゃうんですよ。
分りやすく言うと、初めての対戦相手でも比較的短時間で相手の動きを読み取っちゃうって事!余計分りづらくなってきた。。
まあそーゆーことです。
どうやったらそうなるかって実は答えがあってですね、
絶対に勝ちたい!と思う気持ちと冷静さ。
これが大事。
焦ったり大声で叫んだりする人は対外ダメダメです。
ん~でも激強な人でも叫ぶ人はいたかな、でも我を忘れるような怒りではなく、至って冷静ではありました。
焦りはスポーツでもそうだけど進歩を遅らせます。焦っちゃって目的地までショートカットしちゃおう!って魂胆。ゴールまで続くこのデコボコ道をどうこなしていくかー?ってフェイズで、ゴールなんか見上げてばかりいたら、そりゃつまづきますわwwwって言う。
情報の汲み取りは脳ミソをできるだけクリーンな状態に保たないといけません。つまり冷静でいないとダメ。
冷静である時の間だけ情報がすんなり脳ミソに焼きつきそれを整理することができます。冷静ではなかった時間が進歩の遅れ分になるって仕組みです。
たったこれだけなんだけど、だいたい冷静でいられなくなる。負ければ負けるほど悔しくて焦っちゃうんですね~。ゲームの演出もプレイヤーが熱くなるよう、どんどん派手派手になってるもんだから、それも意識しないと大変。
何より、どんな相手でも常に謙虚な気持ちでいる事ですよ!
てな事を人より多く意識して、キチガイか!?と思えるほど対戦しつづければ賞金100万円もらえる時代になった、と言うことですね。
良い時代じゃ(TT)
おしまい。